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米ブリッジウォーター:経済大国の減速、下降傾向増幅の恐れ

7月24日(ブルームバーグ):ヘッジファンドの米ブリッジウォーター・アソシエーツは、経済大国の成長が過去数カ月に鈍化したことを受け、世界経済は自ら下降傾向を増幅させる恐れに直面しているとの見方を示した。
ブリッジウォーターは同社の第2四半期のリポートで、欧州でのレバレッジ解消や中国の成長鈍化で、世界の経済成長率は「過去数カ月で」3.3%前後から約1.9%へと鈍化したと分析。リポートはブルームバーグが入手した。欧州債務危機への対処は不十分で、同域は「債務崩壊」や通貨危機に近づいていると指摘した。

その上で、「経済や資本の流れのつながりを考えると、現在のこの幅広い減速は危険な力を生み出す。ある国の景気減速は別の国の減速を強める傾向があるため、世界経済は自ら下降傾向を増幅させる可能性が一段と高まり、流れを反転させることが一層難しくなるからだ」と説明した。

レイ・ダリオ氏率いるブリッジウォーターは約1200億ドル(約9兆3700億円)の資産を運用し、昨年のヘッジファンド運用成績上位12本のうちの3本を保有する。ブリッジウォーターは景気トレンドに基づく投資で利益を狙うマクロ戦略を採用している。

国際通貨基金(IMF)は先週、2013年の世界成長率見通しを3.9%と、4月時点の4.1%から下方修正した。欧州債務危機がスペインのリセッション(景気後退)を長引かせ、中国やインドなど新興市場の景気拡大ペースを鈍化させていることを理由に挙げた。


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